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2008年4月27日 (日)

Cambodia Day 3

 朝4時過ぎに自然と目が覚め、4:30にセットしていた目覚まし時計をOFFにした。

 外はまだ暗い。

 

 5:00にLobbyに集合。寝坊はいない。Lobbyの椅子でいつも寝ている男が寝ぼけながら、
Checkoutか?」

NOSunriseだ」

 

 ガイドは今日も竜ちゃんだった。

 ヤジマ君がライターをくれた。昨日、俺が「蚊取り線香もっているんだけど、火がなくて毎日蚊にさされる」と言ったのを憶えていてくれたのだ。

 車は今日も逆さEmblemのベンツワゴン

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 このEmblemはくるくる回るので、まっすぐ戻す事もできるのだが、Cambodiaの悪路を走るとだんだんずれてくる。

 

 10分ほどでAngkor watの駐車場に着く。あたりは真っ暗だが、車やTuktukが沢山止まっており、人の気配を感じる。

 西門を抜けると薄暗い周囲にたくさんの観光客がいた。

 遠くにAngkor watSilhouetteが見える。Cambodiaの国旗に描かれている通りだ。


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 さらにAngkor watに向けて歩くと、よく写真でみかけるAngkor watが反射する池があった。そのあたりに小さな小屋のような遺跡があり、そこから朝日を眺めることにした。

 

 やがて空が白みはじめた。夜明けだ。朝日は見えないが、周囲はみるみる明るくなっていく。Angkor Watの左から赤い朝日が昇った。雲りがちでまぶしい朝日ではないが、それは新たな一日の始まりを告げるのに十分な存在であった。

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 ずっと眺めていたかった。しかし、一日は始まったのだ。急いで集合場所に戻る。大分皆を待たせてしまった。

 一度部屋に戻り、8:30にAngkor Thomに向けて再出発した。

 ワゴンはいつも運転席:ナイナイ岡村似の男、助手席:竜ちゃん(ダチョウ倶楽部上島似ガイド)、2列目:ヤジマ君と坂口さん、3列目:俺たち、4列目:ナルト君カップル。ラブワゴンのようで楽しい。

 竜ちゃんはいつも俺らのしょうもない質問に真剣に答えてくれる。Cambodiaにはなぜ木がないのか、地雷のこと、遺跡のこと、教育のこと、歴史のこと、内戦のこと、隣国との関係、経済のこと、宗教のこと、人種のこと・・・。

 彼は日本語を勉強するために日本に来た事があり、その時は朝8時から午前中は工場で螺子を作る仕事をし、昼はいつも松屋で、午後は学校、夜は串特急という焼き鳥屋で週末は3:00に閉店し、それから皿洗い。翌朝は8:00から工場という生活だったそうだ。

 竜ちゃん、アンタ根性あるよ。

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Angkor Thomに到着した。これは寺である。南の門から入る。

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中に入るとまた車で中央のBayon寺院で向かう。Angkor Thomはとても広い敷地であるので、歩いて回る事は難しいからだ。

Bayon寺院に到着した。

中央塔の周りに何十もの尖塔がありすべて四面仏顔が彫られている。その中に身を置くと、まるで多くの神様に見守られているかのようで、とても信心深い気持ちになった。

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回廊の壁画も美しかったのだが、観光客が多く注意散漫になってしまい、よく鑑賞できなかった。

次に王宮跡へ。Angkor Thomはクメール語で「大きな都市」の宗教都市である。王専用の寺院へ行く。これはHinduの寺院である。偉大な王は国の平和のためにHinduと仏教を両方支持したのである。

四方に階段があり、よじ登っている人がいる。斜度75度くらいに見える。ほとんど壁。

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竜ちゃんの話ではHinduの寺院ではこの階段の上は天国と考えられており、王は毎日登りお祈りをし、たまに登らない日があると悪い事が必ず起こったとか。

そんなことを聞いてしまうと登らないわけにはいかなくなる。

ナルトくんカップルはすごい勢いで登っていった。全く下を見ないようにして登り、天国に着いた。上から階段を見ると、崖にしか見えなかった。このあいだのWat Arunが可愛く思える。ナルトくんカップルは既に下界におりていた。下りは木の階段があるのだが、これは別の意味で怖い。竜ちゃんによれば、落ちて死んだ人はいないそうだ。神のご加護か。

車に乗り、Ta Prohmへ。坂口さんがチケット紛失。カバンもポケットも探すがない。水を買った店にもニセベンツ車内にもない。考えられるのは先ほど立ち寄ったトイレのみ(トイレ使用にはチケットを見せるため)。トイレに戻ると、あった。坂口さん「そういえばトイレットペーパーの上に置いたわ~」。気温は連日37~38度、皆頭が溶けてきている。ナルト君も木陰で溶けかかっていた。

Ta Prohmはやはり寺院なのだが、19世紀後半に発見されるまで密林に埋もれており、今でも巨大なガジュマル(竜ちゃん風に言うとカシュマロ)が当時のまま残っている。ガジュマルが寺院を壊さんかのように覆っている。まるで木が意思を持っているかのようだ。竜ちゃんによると、この木が枯れてしますと建物は崩れてしまうらしい。

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昼食を摂り、ついにAngkor Watへ。しかし、今朝一度見てしまったので初対面の感動はなかった。敷地内には野生の猿がいた。犬と戯れていた。犬猿の仲というのはウソだったのかとManaが大いに興味を示していた。

回廊の壁画は大変美しいものであったが、やはり大勢の観光客と様々な国の言葉で解説するガイドのために落ち着いて鑑賞するのは難しかった。ササッと見て、裏口で世間話をした。さすが龍ちゃん、それを日本では空気読めると言うんだぜ。

中央塔付近は工事中のため、入る事ができなかった。

日が傾いてきた。この後はPhnom Bakhengで夕日の予定だ。気長な竜ちゃんもややペースアップ。

Phnom Bakhengは聖山の一つであり、小高い丘の上にある祠である。早朝から猛暑の中を行動しているので、皆おなかいっぱいであったが、最後の力を振り絞る。20分ほどなだらかな山道を登るとまたHinduの急階段があった。Heaven againかと思いつつ、登った。夕日はAngkor Watの反対方向に見えた。Angkor Watが夕日に染まるかと思ったら、そうでもなかった。

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ただ自然に日は暮れた。こうして一日の終わりは告げられた。

山を降りるとあたりはもう暗くなっていた。

ホテルに戻る。ヤジマ君はBangkokに戻らずに、今日はこれから知人に会うとか。ここでお別れだ。彼はとても積極的で、竜ちゃんにも沢山質問していた。おかげで俺らも勉強になった。ライターはくれるとはひとことも言っていなかったが、多分くれるという事でいいのだろう。この場を借りてお礼を言う、ありがとう。

20:00にホテル1Fでナルト君カップルと坂口さんと食事を共にする予定であったが、今日のレストラン営業は終わりだとか。23:00まで営業と書いてあるのに、やる気がない。

しかたなく、土埃の外へ再び出て10分ほど歩いたところにあるThai料理レストランに入った。ビールが相場よりちょっと高いと思ったら、走って買いに行っていた。

ナルト君カップルはBangkokに戻り、少しのんびりしたらIndiaに行くそうだ。彼らはオシャレパッカーという印象。彼女は毎日違うピアス。彼らのクロックスにはキノコのアクセサリーがついていたため、ソッチの人だと勝手に思っていた。彼らを見ると、バックパックのほうが様になるなと思う。

坂口さんは本当は誰かと一緒に来たかったが、誰も一緒に行く人がおらず一人で来る事になってしまったという至って普通の女の子。初日は空港に泊まったとか。明日はまだ帰らずに、一日延泊してからBangkokに帰るとか。俺らとナルト君達は明日帰るし、ヤジマ君はこのままVietnumに行くらしいから、果たして無事に帰れたのか心配だ。

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Angkor beerで酔った足で、土埃の中帰路についた。

薄暗いホテルの部屋に帰ったら、またシャワーが必要だ。

明日は7:30集合だ。寝よう。

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