モアイに会った日
タラップを降りて、滑走路に立った。ゲートまで歩く事はもう珍しくは感じなくなった。
Santiagoでは大気汚染のために深呼吸をする気にならなかったが、ここは絶海の孤島だ。昼過ぎの陽射しは強く、滑走路を歩いている間に体が汗ばむのを感じた。
搭乗口と思われる入り口から平屋の空港メインビルディングに入ると、目の前はBaggage Claimで、その先は出口だった。Minimalな空港だ。Tahitiから来た場合は入国審査をどこでやるのだろうと思った。
預け荷物を回収し、辺りを見回すと自分の名前のプラカードを持った女性がいた。今日から泊まる宿のスタッフだ。
彼女についていくと、駐車場のピックアップトラックに連れてこられた。そこには既に何人かが待っていた。イギリス人カップルのコーネルとケイティー、スイス人のステファン、リマで買ったというサーフボードを持ってきていたカップル、そして日本人が4~5人。
宿に着き、Check inした。Campingというだけあり、半数以上はテント泊のようだ。そして3割くらいがドミトリー、残りが個室だ。いそいそと自分達のテントを組み立てるコーネルたちを見て、うらやましく思った。また彼らを尻目に、ケイティー曰く”ロイヤルルーム”、に入るのは少し後ろめたく思われた。
まだ日が高いので、散歩に出かけた。
木陰を選びながら、メインストリートに出た。Centroとは言っても、ほとんど平屋で半分が空き地。
沖縄の離島にでも来た気分だ。
正確には沖縄の離島にはまだ行ったことがないのだが、自分の想像の中ではこのような感じだ。
メインストリートから海へ向かって歩くと、石像のようなものが見えてきた。
モ、モアイだ。。。
モアイって本当にあるんだ。。。
自分の中では、ドードー(モーリシャスにかつて生息していた飛べない鳥)と同じレベルの不思議な存在であったモアイが目の前にあることにまだ信じられなかった。
薄いな・・・。
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