« 2009年4月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月

2009年6月13日 (土)

o Rio de Janeiro

リオデジャネイロ

甘美な響きの名のその街は、サンバカーニバルの熱気、ボサノバ発祥の地、コパカバーナビーチ、南米のファッション中心地イパネマとレブロン、そして映画シティオブゴッドの地だ。

アルゼンチンのプエルトイグアスを出発し、丸一日でバスはリオに到着した。

バスターミナルに降り立つと、まずはブラジルレアルを手に入れるためにATMを探した。

24時間のバスは出発すぐにブラジルに入ったが、休憩時間のたびにレアルを持っていない我々はひもじい思いをした。まずはゲルトだ!南米は意外にATMがバスターミナルにあることが多い。

良いATMを見つけた。良いというのは、利用客がいるところだ。誰も使っていないところは、強盗が多い、故障中(張り紙などしておらず、カードが吸い込まれる)、など信用できない。

外に出るとタクシーの客引きがやってきた。

「Taxiか?」

「いいや、バスだ」

「安くしとくよ、何処に行くんだ?」

「ありがとう、でもバスの方がエコノミコだ、俺らはバスで行く。レブロン行きのバスはどれだ?」

「レブロンならあのバスだ。本当にいいのか?」

「Si、Obligado!」

運転手が教えてくれたバスは確かにレブロン行きのものだった。

国が違えば人も違う、この国ではとりあえず人を信じてもよさそうだ。

リオの街を疾走するバスの運転手は口笛を吹いていた。その音色は口唇を使っただけの「口先」だけの口笛ではなく、口腔の共鳴を利用したテクニカルなものだった。

遊びの天才と呼ばれるCarioca(リオの住人)の片鱗を垣間見た。

バスはセントロ、コパカバーナ、イパネマを抜けて、Leblonに着いた。

終点近くということで、他の乗客は大体降りてしまった。

巨大なバックパックを背負った東洋人カップルがまだ乗っているのに気づいた運転手が、

「どこまで行くんだ?」

「レブロンのゲネラルベナシオフォローレス通りだ。ここはどこだ?」

「それならここで降りた方がいい。一本手前の通りだ。戻ったら、左に行くんだ。グッドラック!」

「オブリガルド、チャオ!」

リオでの宿はファティマさんという人の家だ。もう看板も札すらないのは慣れた。要するにホームステイのようなものだ。闇宿だろうと気にしない。

リオの中では治安が良いとされるLeblonだが、ファティマの家に入るまではゲートを3つ開けるようになっていた。

出てきた女性は我々がポルトガル語をあまり話さないのを見て、他の女性を連れてきた。

「ファティマは今出かけているんだけど・・・」

そう言いながら彼女は流暢な英語で我々を案内してくれた。

部屋がいっぱいだったので、我々の部屋は居間からパーティションで区切られた狭いスペースでソファベッド、巨大なテレビが置いてあるところだった。安くしてくれると聞いていたので、寝る分にはよいだろうと思った。

話を聞くと、彼女は家の人ではなく客の一人だった。オランダ人でここでポルトガル語を勉強しているらしい。リオは二回目で長期。

ここにもオランダ人がいた。英語、フランス語、ドイツ語に囲まれたその国の人は旅好きのようで、世界中いたるところで会う。

翌日、Corcovadoの丘に行った。リオのシンボルだ。

バスに乗った。

リオの街は山あり谷あり、道も曲がりくねっていてとてもわかりにくい。

何が分かりにくいって、バスを降りるタイミングだ。

乗客の中に観光客はいないようだ。

(後にリオ出身のDrから聞いたのだが、リオではタクシーを使うのが一般的なようだ。バスであちこち行ったと言うと、「勇気あるね」と言われた・・・。)

目押しをするように、降客ボタンを押して、降りた。

降りたところは山道の途中だった。

コルコバードのキリスト像はリオの街から良く見えるのだが、このあたりは近すぎて見えない。

とりあえず坂道を上って歩いてみると、タクシーが集まっているところがあった。これはおそらくキリスト像までタクシーで行くための客待ちのように見えた。我々はケーブルカーで行きたいのだ。

引き返した。

今度は坂を下ってみる。

通行人があまりいない。

わき道に入ってみた。

すると50メートル前方にバイクに乗った若者とその仲間10人くらいが喋りながら道を塞いでいて、全員と目が合った。

引き返した。

元の道に戻り坂を下っていくと、通行人のおばちゃんがいたので聞くと、すぐ近くだった。

P1210599_2

ケーブルカー内部

P1210607

途中からサンバ演奏

P1210632

キリスト像

P1210643

世界各国の人々

P1210644

コルコバードからのリオの眺め(イパネマ、レブロン地区)

P1210649_2

サイズは大きい

P1210670

ブラジルの普通のランチ。

ビュッフェになっていて、重量で金額が決まる。

P1210673

コパカバーナビーチ

地下にトイレ、ロッカー、シャワー完備。無数のビーチバレーコート。

ビーチに対するブラジルの意気込みを感じる。

この砂浜は向こうの水際で下り坂になっている。

道路からは死角になっているため、そのあたりは治安が良くないらしい。

P1210674

コパカバーナのビーチウォーク。

サイクリングロードも完備。

P1210671

老舗のレコード屋。中は広く、カフェも併設されている。

半日近く中にいた。

P1210695

バスターミナル近くのスラムの様子。

ブラジルのインカムギャップは世界一だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年7月 »